【Q&A トロンボーン】1ポジションの音が出ません。音も途切れてしまいます。
【質問】
1ポジションの音が出ません。音も途切れてしまいます。
初心者です。1ポジションを練習しているのですが、ファの音がうまくでません。音も途切れ途切れになってしまします。うまく出す方法やコツなどはあるのでしょうか。
【回答】
口と呼吸に気をつけてみましょう。
トロンボーンは口や首などに力を入れると音が出づらくなるので、上半身が固くならないように注意しながらやってみましょう。
●口
唇の上下がぴたっとくっついた状態でマウスピースと唇を接続します(唇の上下が離れていると音が出ません)。マウスピースを唇に強く押し付けすぎても、音が潰れてしまうので注意が必要です。
●呼吸
あくびをするようにたっぷり息を吸って、ため息のようにゆったり長~く吐く、というようなイメージでやってみてください。
息の量が少なくスピードも遅いと音が出づらいですが、反対に量が多くスピードが速すぎても上手くいきません。吹きながら、ちょうどよい加減を自分で見つけていきましょう。
独学でやる場合は動画の入門編Vol.7「楽器で音を出そう」を見て吹き方などを確認しながら焦らず丁寧に挑戦してみてください。それでもわからなければレッスンを受けてみることもオススメですね。
アドバイス担当:島田直道
1985年生まれ。栃木県出身。
高校からトロンボーンを始め、昭和音楽大学短期大学部 と専門学校 東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現:尚美ミュージックカレッジ)を卒業。
現在はアーティストのバックバンド、レコーディング、トロンボーン講師、執筆などで活動。
また、サルサなどラテン音楽の専門家としても研鑽を積み、これまでLA-33 (コロンビア)、Yumuri (キューバ)、HERMANOS YAIPEN(ペルー)、Charanga Habanera (キューバ)、Victor Manuelle (プエルトリコ)、Maykel Blanco y su Salsa Mayor (キューバ) など、ラテン・アーティストの来日公演にてオープニングアクト等出演。Marcelo Villar (ex-Mayimbe)、Juan Carlos “El Lobo de la Salsa” (ex-Adolecentes Orquesta) 、N’Samble 来日公演ではバックバンドも務める。
10人編成サルサバンド ORQUESTA REGULUS (オルケスタ・レグルス) リーダー。