【Q&A トロンボーン】吹く時に首が曲がってしまいます。

【質問】
吹く時に首が曲がってしまいます。

癖になっているのかつい曲げて吹いていまします。直したいのですがどのようにすれば良いでしょうか。

 

【回答】
首や肩、そして肘など上半身をリラックスさせてみましょう。

演奏中どうしても首が曲がってしまうという方は、首やその周辺に力が入っている可能性が高いので、首はもちろん肩やひじ、上半身全体をリラックスさせて演奏できるといいですね。

改善するために以下に気をつけて行ってみてください。

①気持ちを落ち着かせて姿勢を正します。
②楽器を口元まで持ってきて構えます(顔が楽器のほうにつけにいかないように注意)。
③上半身(首、肩、ひじ)に力をいれないようにリラックスさせながら自分が最も楽に出せる音を四分音符=80の4拍くらいでロングトーンします。

これで首が曲がらず吹けるようなら、いろんな音域の音でロングトーンしながらそのリラックスした状態(感覚)を体に覚えさせるようにしていきましょう。

呼吸が浅いと体に力が入りやすくなるので十分に息を吸ってください。逆に吸いすぎても、体が固くなってしまうことがあるので注意が必要です。自分が吸える量を把握して、ちょうどよい加減を見つけましょう。

とにかく焦らず丁寧にやることが大切です。

 

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アドバイス担当:島田直道

1985年生まれ。栃木県出身。
高校からトロンボーンを始め、昭和音楽大学短期大学部 と専門学校 東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現:尚美ミュージックカレッジ)を卒業。

現在はアーティストのバックバンド、レコーディング、トロンボーン講師、執筆などで活動。

また、サルサなどラテン音楽の専門家としても研鑽を積み、これまでLA-33 (コロンビア)、Yumuri (キューバ)、HERMANOS YAIPEN(ペルー)、Charanga Habanera (キューバ)、Victor Manuelle (プエルトリコ)、Maykel Blanco y su Salsa Mayor (キューバ) など、ラテン・アーティストの来日公演にてオープニングアクト等出演。Marcelo Villar (ex-Mayimbe)、Juan Carlos “El Lobo de la Salsa” (ex-Adolecentes Orquesta) 、N’Samble 来日公演ではバックバンドも務める。

10人編成サルサバンド ORQUESTA REGULUS (オルケスタ・レグルス) リーダー。

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