【 Vol.6 】サックスの吹き方
音が出る仕組み
・マウスピースに息を吹き込む。
・それによりリードが振動する
・振動した音が空気を伝わり耳へと届く
吹き方
・マウスピースに対してまっすぐ口に入れる。(唇の下の歯の上に少し巻き込む)
・その状態では横の部分から息が漏れるので閉める
・えくぼができた状態で息を吹き込む(下の歯でリードを圧迫すると音がでなくなる)
吹き方のコツ
・下顎を噛まない。
・口の横の部分の筋肉を使って息漏れを防ぐ
・口の横の部分の筋肉の鍛える
鍛え方:
「ウー」、「イー」という口を300回ほど繰り返すと良いトレーニングになる。
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こんにちは。おんがっこーサックス講師の鈴木悟です。第6回目の今回はいよいよ音を出してみたいと思います
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まずサックスがどのような原理で音が出るかについて説明したいと思います
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サックスは息をマウスピースに吹き込むことでリードが振動して音がなります。昔、ストローなどをちょっと切って笛にしたことがあると思いますが、それとほとんど同じ原理です
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くわえ方は、マウスピースに対してこのようにまっすぐ口に入れます。この時、唇を下の歯の上に少し巻き込んでくわえます
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このまま吹くと横の口の部分から息が漏れてしまい音が出ませんので、この部分をこのように閉めます
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こうするとえくぼができます
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この状態にして息を吹き込みます
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このような音が鳴ります。この時に下の歯でリードを強く圧迫してしまうといい音が出なくなってしまいます
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なるべく下顎で噛まずに口の横の部分の筋肉を使って息が漏れるのを防ぎます。この筋肉は通常使わない筋肉なので最初は非常にすぐ疲れてしまい口が痛くなってしまいますが、この筋肉はより鍛えることでいい音が出るようになります
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この筋肉は非常に鍛えるのが簡単ですのでなるべく毎日筋トレをするようにしてください。
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どのように筋トレをするかというと、「ウー」という口と「イー」という口を繰り返し行います。
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この「ウー」と「イー」を1セットにしてだいたい1日に300回ぐらいやると筋肉がしっかりついてきます
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先ほどやったことをマウスピースを本体に取り付けた状態で行っても音が出ます
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以上でサックスの吹き方を終わりたいと思います。ありがとうございました
講座リスト
1. サックスの歴史と種類を知ろう
2. サックスのパーツ、持ち方
3. サックスの組み立て方
4. 片付け方
5. 構え方&置き方
6. サックスの吹き方
7. タンギングのやり方
8. 運指 その1”ドレミファソラシド”
9. オクターブキーを使った運指
10. 半音階の押さえ方
11. トリル・バッテリーと替え指
12. テーブルキー – 低音を吹くコツ
13. パームキー(レフトサイドキー) – 高音を吹くコツ
14. まずは指使いを覚えよう♪ “聖者の行進”
15. サックスにも大事!リズムを足でとろう!
16. コツはリズム!手でとってみよう♪
17. タンギングって何!?”レガートタンギング”
18. タンギングはひとつじゃない!”スタッカートタンギング”
19. ブレス!腹式呼吸を覚えよう♪
20. ビブラートをやってみよう♪
21. ♪まとめ♪それぞれの注意点!
22. ピッチの合わせ方
23. ダイナミクス(音の強弱)
24. ダイナミクスのコントロール
25. 速いフレーズの練習方法
26. 装飾音符 – ギリギリでふく!-
27. 良い音にする3つのコツ
28. 良い音にする練習。倍音を使った練習
29. フラジオの出し方・押さえ方
30. ベンドアップのやり方
31. グリスダウンとは
32. グロウルのやり方