【Vol.19 】ブレス!腹式呼吸を覚えよう♪

◯ポイントまとめ◯文字起こし◯参考・関連動画

ブレスの種類


・複式呼吸

お腹で呼吸するやりかた

・胸式呼吸

普段自然としている呼吸。胸で呼吸するやりかた

 

複式呼吸の仕組み


息が肺に入り、肺にはいった空気が横隔膜の下にある内臓を押し出すことでお腹が膨れる

 

2つの呼吸法の違い


息がしっかりと体の奥まで入ってるかどうか。

 

息の吸い方(複式呼吸)


・吸い方

口を開けた状態でお腹を膨らます、(息の量はそこまで吸えない)

・息の吸う量を増やす

前かがみになり息を吸う。前かがみになるとお腹の筋肉に余裕ができるため多く息を吸うことができる。

 

息の吐き方(複式呼吸)


・吐き方

膨らんだお腹をキープするように外側にお腹に力をかけながら息を吐き続ける(圧力をかけたまま楽器に息を送れる)

・手順

お腹を膨らませて息を入れ、さらに息を吸い込み。この状態を保ったままお腹に力を入れながら息を吐いていく。

 

 

00:04
こんにちはおんがっこーのサックス講師、鈴木悟です

00:08
第6回の今回はブレスについてお伝えしたいと思います。

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吹奏楽器のブレスによく聞くのが腹式呼吸だと思います。

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普段皆さんがやっている呼吸は胸式呼吸と言って、息をすると胸が膨らむ呼吸ですね

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このような感じです

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腹式呼吸をするとお腹が膨らみます

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これが腹式呼吸です

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複式呼吸をすると息が肺に入ります

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肺に入った空気が

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横隔膜の下にある内臓を押し出してその部分が外に押し出されることでお腹が膨れるようになっています

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腹式呼吸と胸式呼吸で違うのは、

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息が、しっかり体の奥のところまで入っているかという部分になります

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腹式呼吸はこうやってやるとわかりやすくなります

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息を吸ういうのではなく口を開けた状態でお腹だけを膨らまします

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そうすると自然と口から息が肺の中に取り組まれるのがわかると思います

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ちょっとやってみましょう。息は吸わずにお腹だけを膨らまします

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こういうような感じですね

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この時、息は吸わなくても自然と体の中に空気が入っていくのがわかると思います

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この空気の入り方を、息を吸うときに意識をすると腹式呼吸が少しずつできるようになります

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先ほど私がお伝えしたお腹を膨らまして息を吸う方法だけだと息がそれほど吸えません

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息を増やすにはどうすればいいのかというのを伝えしたいと思います。

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腹式呼吸の息の入り方が少しずつ分かってきたら今度は前かがみになって息を吸ってみます

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前屈みになることで、お腹の前の部分の筋肉に余裕ができるため

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多く息を吸い込むことができます

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では実際にやってみましょう

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前かがみになって

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まずお腹を膨らまします

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そして息を吸います

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このような具合いです

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立って行うときに比べて前かがみで息を吸う方が多く息が入るのがおわかりいただけると思います

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楽器を吹く時にも一度前かがみになってブレスを取り、起き上がって演奏するということを繰り返すことで、

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腹式呼吸と演奏がより密接に結びつくようになります

02:33
今まで説明したのは息の吸い方の問題でした

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次に説明するのは息の吐き方の問題です

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管楽器は息を吐いたときに初めて音が出ます。そのため息の吐き方も重要です

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管楽器を演奏する時に息を吐くときは、

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膨らんだお腹をキープするように外側にお腹に力をかけながら息を吐き続けます

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このようにすることで息の圧力をかけたまま楽器に送り込むことができます

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ちょっとやってみます。お腹を膨らませて息を入れ、さらに息を吸い込みます

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そしてこの状態を保ったままお腹に力を入れながら息を吐いていきます

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肺の部分はしぼんでいるのがわかると思いますが、お腹の部分はそれほど凹んでいないのがわかると思います

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これをお腹に力を入れずに息をどんどん抜いていくとこうなります

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ここから息を吐いていきます

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お腹に力を入れないとお腹はどんどんどんどん凹んでいってしまいます

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これは肺に空気がどんどん減るため、おなかの中の内臓がどんどん体の内部に戻っていくためです

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これを外に押し出す力を使いながら外に息を出してあげるということが必要になってくるわけです

03:54
楽器を演奏するときには複式呼吸は非常に重要になっていきますので、ぜひマスターしてください

04:00
以上になります。ありがとうございました

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